かなり肌寒くなってきましたね…。
衣替えしているお家も多いんじゃないでしょうか?
衣替えついでに大掃除とまではいかない小掃除を一緒にする方も多いのでは。
そんな掃除と合わせて外壁のお掃除の仕方を紹介します。
今回紹介するのは塗り壁お手入れ方法。
塗り壁の特徴とは
塗り壁は左官職人が手で仕上げていく工法なので、全く同じ模様が存在しません。
なので世界に1つだけの家が出来上がるわけです!
日本で有名な材料にはジョリパットや漆喰系のものがあります。
ハウスクラフトで主に使用しているのはsto(スト)と呼ばれる、ドイツ・アメリカで使用されている物。
聞き馴染みの少ない商品かもしれませんが、実は世界シェア1位。
特徴の1つにロータス効果があります。
蓮の葉っぱの表面と同じで、撥水効果が強く水・汚れを弾いてくれます。
とはいえ、全く汚れが付かない訳ではないのでメンテナンスは必要です。

塗り壁のメンテナンス法は?
そもそも汚れはなぜつくのか?
多いのは窓の両横とか。
雨が降った時、窓を伝ってその両横に雨水が流れます。
雨の中には目に見えないぐらいの小さな汚れが入っていて、この汚れだけが外壁に付着して残ってしまう。
それが何カ月・何年と積み重なっていくと黒い汚れが浮き出てくるのが原因。
この汚れのやっかいなところは、黒くはっきり見えるぐらいになった時にはメンテナンスとしては遅いというところ。
理想は2~3か月に1回ぐらい、まだ汚れが出てない状態で柔らかめのブラシや水圧で汚れを落としてあげる事。
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掃除前の塗り壁
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掃除後の塗り壁
写真の様に時間が経つと黒い雨だれが出てきます。
左が掃除前、右が掃除後です。
ここまでしっかりと出てくると水圧やブラシだけでは中々落ちない。
専用の薬剤を使って落としていきます。
薬剤を塗る→10分ぐらい放置→水で洗い流す、これを繰り返す程汚れがどんどん落ちていきます。
写真は2回繰り返した後の状態。
完全にとはいきませんが、かなり薄くなったのが分かります。
とはいえ、繰り返しやると数時間かかってしまうので日頃の手入れを心掛けましょう。