こんにちは、アドバイザーの都倉です。
昨日はハウスクラフト野球部で甲子園に阪神戦を見に行ってきました!
見事な逆転勝利に大盛り上がりでベロベロからのゲロゲロからのぼろぼろからの現在執筆中です。笑
さて、私が働いている拠点の津市では、市街化調整区域が結構多いです。
市街化調整区域は原則として家は建てられない土地ですので、
仮に建築許可が下りる土地であっても土地を購入する際は、
そのメリットとデメリットについてしておいた方が良いかなと思いましたので、
今回のお題はこちらでいかせていただきます(^^)
市街化調整区域に家を建てるメリットとデメリット
まず、なぜ市街化区域と調整区域の線引きがされているかを知ることが大切です。
街づくりを積極的にしていくところと、そうでないところを分けることによってインフラに掛かるお金が少なく済みます。
税金を無駄に使わないためというのが一つの理由ですね。
ということは、調整区域に家を建てるとインフラの整備がされない、もしくは遅くなる可能性があるということです。
こういったところでデメリットが出てきたりするわけですね。
そんな感じで、メリットとデメリットを挙げてみたいと思います。
メリットは、
・固定資産税が安い
・都市計画税が掛からない
・周辺は静かな場所が多い
・土地代が安い
デメリットは、
・インフラが不十分な場合がある
・再建築が出来ないケースがある
・融資が通りにくい場合がある
・売りにくい
こんなところでしょうか。
それぞれ解説していきます。
市街化調整区域のメリット
固定資産税が安い
市街化区域と調整区域の違いは、
簡単に言うと都会か田舎かみたいなイメージです。
つまり調整区域は土地の評価が低くなります。
固定資産税は「評価額×1.4%」で計算されますから、
税率が下がるわけではありませんが、評価が低いと税金も安くなりますね。
都市計画税が掛からない
都市計画税とはそれこそインフラを整備するための税金です。
市街化区域に住んでいる方に掛かる税金ですので、
調整区域に住んでいる方には掛かりません。
周辺は静かな場所が多い
調整区域の中には開発された大きな団地もありますが、
ほとんどは田舎の景色です。
街の中心部とは違い静かに暮らせるので、
三重は車で移動することがほとんどですし、
あまり都会が好きではない方には過ごしやすいかもしれません。
土地代が安い
三重県ではあまり差は出ないかもしれないですが、
基本的には市街化区域より調整区域の方が土地は安くなります。
安いからといって買った後で家が建たない土地だったということにならないように、
担当営業と相談してから決めるようにしましょう。
市街化調整区域のデメリット
インフラが不十分な場合がある
最初に書いた通り、市街化区域は10年以内に積極的に街づくりを進めていく土地なのに対し、
調整区域は街づくりをしていかない土地ですので、インフラは整いにくくなります。
再建築が出来ないケースがある
調整区域は原則家が建てられないエリアです。
ですので、もし仮に許可が下りたとしても、その次建て替えや増改築などが出来るかどうかは事前に調べておいた方が良いかと思います。
建築屋さんも新築を建てた後建て替えが出来るか等は気にしていないと思いますので、
ご自身で注意しておくようにしてください。
融資が通りにくい場合がある
銀行はローンを貸す際に「担保価値」を見ます。
調整区域だけでなく、前面道路の幅や公道か私道かなども大切になってきます。
仮に家が建つ土地だったとしても希望の融資が受けられない場合もありますので注意が必要です。
売りにくい
上記を踏まえて、当然売りやすいのは市街化区域です。
家が建たない土地だったとしたら、家を建てるために土地を探している人はそこは絶対に買いません。
駐車場で貸す、畑として使う。
など、用途が限られるほど売りにくくなりますのでそこも注意が必要ですが、
しっかりした家を建てて、そこに一生住んでいくのであればあまり気にしなくても大丈夫かもしれません。
ですが、相続の時に「負動産」にならないようにだけはしておきたいですね。
最後に
いかがでしたでしょうか?
三重県であれば調整区域が検討に入ってくるケースも多いと思います。
建つかどうかが一番重要ですが、長期的な目線でも一度考えてみてくださいね。
ではまた(‘ω’)ノ