【2022年改訂版】住宅ローン控除の求め方

住宅ローン控除の制度が変わりましたので、
現状の制度がどう変わって、どう活用するべきか?
しっかり把握しておきましょう!

【2022年改訂版】住宅ローン控除の求め方

こんにちは、アドバイザーの都倉です。

 

 

ついにプロ野球が開幕しました!

 

矢野阪神最後の年。

 

初戦は、、、でした。

 

今年は津のメンバーで甲子園に応援に行きたいと思います!

 

 

 

 

さて、住宅ローン控除の制度が改悪されて少し時間が経ちました。

 

お客様から「ローン控除ローン控除」と耳にすることも無くなりましたが、

制度が変わっても変わらずハウスクラフトに足を運んでいただけることに感謝致しますm(__)m

 

 

 

 

家を建てるなら絶対に知っておきたい知識の一つが住宅ローン控除についてです。

 

日本人は、「お金を稼ぐことは悪だ」とか、

「お金は汚いものだ」

という風習がどこかにあります。

 

ですが、ローン控除に関しては、

国が借金を推奨しているということになります。

 

どうことでしょうか??笑

 

 

 

「新築の着工棟数」というデータはどこの国でも毎月発表されています。

 

 

それだけ、景気に与える影響が大きいということなんですね。

 

 

 

せっかくの制度は上手に活用していこうということで、

今回このブログを読んでいただくことで、

みなさんが家を建てた時、

 

・いくらお金が還ってきて

・どういうローンの組み方をすればいいのか

 

これが分かるようになりますから是非最後までご覧ください(^^)

 

 

【2022年改訂版】住宅ローン控除の求め方

 

まずは昨年のブログにローン控除がどういう仕組みか?

を書きましたので先にこちらをお読みください。

 

「【有料級】我が家は住宅ローン控除でいくら返ってくる!?」

 

 

 

今回制度が変わって、所得税住民税の控除限度額が変わります。

 

 

大きく分けると、

 

・昨年度まで年末残高の1%だったところが、0.7%になります。

・住民税の控除額が所得の7%から5%に変わります。(限度額は136,500円から97,500円に変わります。)

 

こんな感じです。

 

 

では、お手元に令和3年度分の源泉徴収票をご用意ください。

 

 

 

上から二段目くらいの一番右に「源泉徴収税額」とあります。

 

これが還ってくる所得税になります。

 

 

その額と、「住宅ローンの年末残高の0.7%」の

どちらか安い方が還ってきます。

 

 

というのが、一般的なローン控除の説明になるかと思いますが、実はちょっと違います。

 

 

え?そうなの?

と思われるかもしれませんが、教科書と実践は違うなんてよくあります。

 

 

 

近年のローンの組み方で多いのはフルローンですよね。

 

ということは、

 

土地、建設費(外構含む)、諸費用

 

この3つを合わせてローンを組みます。

 

 

ただローン控除の確定申告の時には、

・土地の契約書

・家の契約書

を提出します。

 

つまり、土地と建設費の合計の0.7%が控除されるのであって、

諸費用も含めた年末残高の0.7%が控除されるわけではありません。

 

 

住宅営業マンも意外に知らないので注意が必要です。

 

 

なので、諸費用分を自己資金で賄うのは理にかなっていると言えますね。

 

 

 

そしてその額と源泉所得税額のどちらか安い方が還ってきます。

 

ここで控除しきれない方がほとんどだと思います。

 

そこで住民税の計算に移ります。

 

 

次に左から二番目の「給与所得控除後の金額」から三番目の「所得控除の額の合計額」を引きます。

 

 

この金額に5%を掛けます。

 

その額と97,500円のどちらか安い方が返ってくる住民税の額になります。

 

 

 

 

 

計算出来ましたか?(^^)

 

 

 

いくら還って分かったところで、

次はどうローンを組むかです。

 

 

今回計算した控除額は今の所得から割り出したものになります。

 

したがって、年収がこれから増えていけば、

支払う税金の額も増えます。

 

 

 

ただそこまで計算するのは正直難しいです。

 

 

なので100点を狙いにいくのではなく、80点取れたらOKくらいの気持ちが大切ですね!

 

 

 

今の還ってくる金額が分かったので、

その金額より住宅ローンの年末残高の0.7%が低かったらもったいないということになります。

 

 

無駄に頭金を入れて還ってくる額を減らす必要はないということですね。

 

 

ということは、ローン控除は13年あるわけですから、

13年目の年末残高の0.7%と、還ってくる税金の額を一緒くらいにしておけばいいということです。(13年の最後の3年間は厳密には計算式が違います)

 

 

年収が上がることも想定してちょっと多めにしておくかですね!

 

 

13年目の年末残高はどう計算するかというと、

そういうアプリを使うのも一つですが、

大体年間100万元金が減っていくと仮定していただいたら大丈夫かと思います(^^)

 

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

住宅ローンを

どこで組むか、

どう組むか、

どう返すか、

 

全部知っているか知っていないかで何百万も将来お財布に残る金額は変わります。

 

 

 

そうやって損している人を私はかなりの数見てきました。

 

 

全部お客様の自己責任ですが、

結局のところは営業マン次第になります。

 

 

何千万円という金額を託すということがどれだけ覚悟がいることか、

お客様自身も、営業マンもしっかりと肝に銘じておきたいですね。

 

 

 

4月2、3日に私主催の資金相談会を開催します。

 

楽しく分かりやすくお金の勉強をしてみませんか?(^^)

 

下記からご予約お待ちしております!

 

 

 

 

ではまた(‘ω’)ノ

 
 

■この記事を書いた人:都倉 謙斗
伊勢市出身。住宅業界に8年携わり、家づくりで多くのご家族の笑顔をつくってきた。
ハウスクラフトへ転職後、これまでの知識を活かし住宅アドバイザーとして「家から始まるワクワクするような毎日」を提案している。

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ハウスクラフトは三重県北中部を中心に、ライフスタイルから暮らす人を考えて、素材の持つ美しさとデザイン性に富んだ注文住宅を提供する工務店です。「家づくりを通じて家族の幸せな未来をつくる」といった理念のもと、“想い”と“技術力”を結集させ、お客様と地域に向けて事業を展開しています。その姿勢が評価され、工務店の施工力を評価する工務店グランプリで「三重県No1」「全国7位」の実績にも輝きました。「菰野スタジオ」「鈴鹿スタジオ」「津総合展示場」「ハウスクラフト・ギャラリー」と4つの拠点を設けています。