こんにちは、ハウスクラフト アドバイザーの都倉です。
我らが阪神ですが、「今シーズンはなんだったんだ」というくらいあっさりとクライマックスを終えました。
来年に期待です。とは言いにくい状況でした。笑
さて、そうこうしているうちに今年も終わりが近づいてきました。
今年家を建てられた方は新年を新しいお家で迎えるのが楽しみなことでしょう!
そして年が明けると、私どもの携帯は確定申告の問い合わせが鳴りやまなくなります。笑
そうです。
住宅ローン控除の確定申告をしなくてはいけないからですね。
確定申告と聞くと
「なにそれ、むずかしそう、見るのやめよ」
と拒絶反応が出てしまう人もいるかと思いますが、
実はやってみるとものすごく簡単です。
ということで、今回は今年家を建てられた方向けに簡単な確定申告の方法をお伝えし、損しないためのポイントも併せてお伝えしますので、是非最後までご覧ください!

住宅ローン控除の確定申告の手順
まずは準備物から揃えましょう!
確定申告で準備する物
・パソコン
・プリンター(あれば最高)
・マイナンバー
・源泉徴収票
・住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書(銀行から10月に届きます)
・建物の謄本、土地の謄本(土地からの方)←お近くの法務局へ
・建物の契約書コピー、土地の契約書コピー(土地からの方)←印紙が貼ってあることを確認!
確定申告の住宅ローン控除の主な流れ
確定申告書の作成開始 |
国税庁の確定申告書作成コーナーにアクセスし、作成開始 |
---|---|
申告書等の作成で所得税を選択 |
該当年の申告書等の作成から所得税を選択 作成開始に進み、生年月日と給与以外の申告収入を選択、給与所得を入力 ふるさと納税がある場合、所得控除を入力 |
住宅借入金等特別控除を入力 |
住宅借入金等特別控除を入力に進み、取得形態にあわせて選択肢をクリック 謄本から土地購入年月日と居住年月日を入力 住宅や土地についての質問に回答 建物の価格・床面積・土地の金額・土地の面積を入力 年末残高証明書の入力 長期優良住宅や認定低炭素住宅などの認定がある場合特例選択 |
印刷、税務署提出 |
入力終了に進み、住所やマイナンバーを入力 申告書を印刷し、税務署へ提出 |
確定申告の詳しい手順

3-1 「印刷して提出」をクリック、利用規約に同意して次へをクリック
※ここでは初めて確定申告をされる方を想定していますので、e-Taxのやり方が知りたい方はICカードリーダーを購入の上、なんとか頑張ってください。笑

4-1 「令和2年分の申告書等の作成」をクリック
4-2 「所得税」をクリック

4-3 「作成開始」をクリック
5-1 生年月日を記入
5-2 給与以外に申告する収入はありますか?「いいえ」をクリックして次へ進む(給与所得以外の所得がある方ははいを選択)
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生年月日の入力
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給与以外に申告する収入
6 給与所得を入力して次へ進む(そのまま源泉徴収票を見て案内の通りに入力)

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源泉徴収票の入力
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給与所得の入力
7 所得控除の入力して次へ進む(ふるさと納税している方はここで寄付金控除の入力)
ここからが住宅ローン控除の本番です。
次は税額控除の入力画面になります。
ちなみに所得控除と税額控除の違いはこちらのブログで解説しております。
8-1 「住宅借入金等特別控除」を入力する
8-2 「データで交付された住宅借入金等控除証明書の入力」は「いいえ」を選択
8-3 「住宅の取得形態等の選択」は土地有りまたは建売を買われた方は1番目、土地からのお客様は2番目を選択
8-4 「土地を購入した年月日の入力」(土地に謄本を確認)
8-5 「住宅に居住を始めた年月日の入力」(建物の謄本を確認)
8-6 「住宅や土地についての質問に答え次へ進む
※最後は「はい」を選択

9-1 「必要書類と適用要件の確認」はスルーし、次へ進む
9-2 「住宅に関する事項の入力」に建物の価格を入力
※ここが一番のポイントです。
・こちらは普通に入力すると契約書の金額を入れることになりますが、オプションや追加工事で増額があった方はその金額も含めて入力しないともったいないです。
・ちなみに他社で外構やカーテン工事をしたものなどは含められません。
・いないと思いますが、8%で契約をし、追加工事は10%の方は追加工事のみローン控除13年が適用できることがあります。
9-3 床面積を入力(1階と2階を足してください)
9-4 土地の金額を入力
9-5 土地の面積を入力し次へ進む

10-1 「データで交付された年末残高等証明書の入力」は「いいえ」を選択
10-2 「年末残高証明書」を入力し、「入力内容の確認」をクリック ※土地と建物2本立ての方は「続けてもう一件入力」
10-3 長期優良住宅や認定低炭素住宅の認定を貰った方は特例を選択

11 入力内容の確認をし、次へ進む
ローン控除はここまでです。お疲れ様でした(^^)/
12 入力終了(次へ)をクリック
13 計算結果を確認し「次へ」をクリック
14 住民税等の入力も飛ばして「入力終了(次へ)」をクリック
ここまで出来ればあとは住所やマイナンバーを入力するだけです!
あとは申告書を自宅や職場やコンビニで印刷し、税務署に持って行けば1分で終わります!
わざわざ相談会に並ぶ必要はありませんね(^^)/
いかがでしたでしょうか?
阪神のクライマックスくらいすぐ終わったのではないでしょうか?笑
住宅ローン控除は1年めのみ確定申告・翌年からは年末調整
住宅ローン控除は1年目だけ確定申告が必要ですが、
翌年以降は会社の年末調整で手続きが終わりますので、ふるさと納税や株式の配当金がある方よりは楽ちんです!
確定申告まではもう少し時間がありますし、今回はさらっと見ていただいて、また年が明けましたらこのブログに戻ってきてくださいね!
ではまた(‘ω’)ノ
■この記事を書いた人:都倉 謙斗
伊勢市出身。住宅業界に7年携わり、家づくりで多くのご家族の笑顔をつくってきた。
ハウスクラフトへ転職後、これまでの知識を活かし住宅アドバイザーとして「家から始まるワクワクするような毎日」を提案している。
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ハウスクラフトは三重県北中部を中心に、ライフスタイルから暮らす人を考えて、素材の持つ美しさとデザイン性に富んだ注文住宅を提供する工務店です。「家づくりを通じて家族の幸せな未来をつくる」といった理念のもと、“想い”と“技術力”を結集させ、お客様と地域に向けて事業を展開しています。その姿勢が評価され、工務店の施工力を評価する工務店グランプリで「三重県No1」「全国7位」の実績にも輝きました。「菰野スタジオ」「鈴鹿スタジオ」「津総合展示場」「ハウスクラフト・ギャラリー」と4つの拠点を設けています。