【耐震性能にも影響あり!】戸建ての建築中に雨が降ったらどうなるの?

住宅性能の本質のお話。

【耐震性能にも影響あり!】戸建ての建築中に雨が降ったらどうなるの?

こんにちは、ハウスクラフト アドバイザーの都倉です。

 

 

見事阪神タイガースが日本一を達成しました!

 

藪や大豊、オマリーの時代から応援している私としては、(笑)

生きている間に日本一が見れるなんて思ってもいなかったので、

本当に岡田監督には感謝したいと思います。

 

 

また来年からは常勝軍団になりそうな雰囲気もありますので、

変わらず応援したいと思います。

 

 

それから日本中全ての小学校にグローブをプレゼントした大谷翔平は本当に素敵な人だなと思いました。

 

 

自分にも出来ることはやっていきたいですね!

 

 

 

 

 

 

さて、自称晴れ男の私ですが、

ハウスクラフトに入ってからは高確率で一本上棟をしている気がします。笑

 

 

一本上棟というのは、

上棟日が雨で工事が出来ない場合に、

柱を1本だけ建てて、「日柄の良い日に上棟しましたよ」とする風習のことです。

 

 

 

 

木造住宅と聞くと、

 

「雨に濡れると木は腐らないのかな?」

「工事中の雨対策ってどうなってるのかな?」

 

と思われることもあると思います。

 

 

今回は家を建てる上でとてもとても大切なお話をしていきますので、

是非最後までご覧ください。

 

 

今まで、

「耐震等級は3が良い」

「C値は小さい方が良い」

 

と知識を付けてきた方には特に知ってほしい内容です。

 

 

 

【耐震性能にも影響あり!】建築中に雨が降ったらどうなるの?

 

今回覚えていただきたいのは、

みなさんが気にされる「性能」というものは、

実は、

 

 

机上の話

 

もしくは

 

引き渡した直後の話

 

 

です。

 

 

 

営業マンが言う、「弊社の性能は○○でうんたらかんたら・・」

というものは、

半分正解で、半分が不正解ということです。

 

 

 

どういうことか。

 

 

 

例えば、以前にもブログに書いたかもしれませんが、

構造材というのは「含水率」という木材に含まれる水分の量が、
20%以下のものを使って建てないといけません。

 

床の剛性に重要な役割を果たす合板は、
14%以下のものを使わないといけません。

 

 

 

当然工場から出荷された時点では、その含水率になっていると思います。

 

 

これはあくまでも「思います」です。

 

 

 

どういうことかというと、

 

例えば、ある程度規模の大きいハウスメーカーの場合、

 

「海外の工場で外壁や断熱材まで出来上がった状態で出荷されてくる」

 

という話を聞いたことがあると思います。

 

 

でもそれってもう中身が分からない状態なんですよね。

 

 

 

 

だって航海の途中で水しぶき浴びてしまっているかもしれないじゃないですか。笑

 

 

ないとは思いますが、

「分からない」

なんですよね。

 

 

 

2×4(ツーバイフォー)工法の建物は、
組み建ててからしばらく防水シート貼れないんですよね。

 

 

約3週間。

 

雨降りますよね。

 

 

 

雨は降らないかもしれませんが、

「分からない」

ですよね。

 

 

 

 

大切なのは、
現場で含水率を測っているか?
ということなんです。

 

 

耐震等級3というのは、
先ほどの含水率14%や20%が守られていての話です。

 

 

仮に現場で材料が濡れてしまって、
例えば合板の含水率が40%になりました。

 

でも工期は短いから乾く前に次の工程に進んでいかないといけない。

 

 

なんてことはザラにあると思います。

 

 

となるとその家はもう営業マンが言っていた性能ではなくなります。

 

つまり、認定は取れているけど、
これから住むその家は耐震等級3ではないということです。

 

 

 

 

 

なので、みなさんに建てていただきたい家は、
「丈夫な家」
ではなく、
「丈夫で長持ちな家」
を建てていただきたいと思います。

 

 

 

 

 

ハウスクラフトがこだわっていることは実はデザインではありません。

 

施行品質」なんですね。

 

デザインは施主がお金を出せば、ある程度どこの会社でも真似が出来ます。

 

 

施工品質は、正直「売りにくい」です。

耐震等級や、C値のように数字で表せられないからです。

 

 

 

今回ご紹介した含水率はなかなか測っている会社はないと思います。

 

濡れたことが問題ではなく、
乾いてから次の工程にいかないことが問題ですので、
そういった検査体制にも目を向けて、家づくりを考えてもらえるといいかなと思います。

 

 

大切なのは、その性能や材料に「なぜ」こだわっているのか?

 

そこにある、会社の「考え方」を説明してもらえる会社が
いい会社、いい担当なのではないかなと思います。

 

 

 

みなさんの新しい家での幸せな暮らしがずっとずっと続くようになればいいなと思います!

 

 

 

 

今週末もぜひ、ハウスクラフト津ギャラリーへ!

 

【30坪台】コンパクトだけど理想を実現!3棟比較見学会

 

 

ではまた(‘ω’)ノ

■この記事を書いた人:都倉 謙斗
三重県伊勢市出身。住宅業界に7年携わり、家づくりで多くのご家族の笑顔をつくってきた。
ハウスクラフトへ転職後、これまでの知識を活かし住宅アドバイザーとして「家から始まるワクワクするような毎日」を提案している。

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