太陽光発電と蓄電池のよくある勘違い

サンッサンサンッ、太陽が~サンサンッ♪

太陽光発電と蓄電池のよくある勘違い

こんにちは、ハウスクラフト アドバイザーの都倉です。

 

 

高校野球が終わりましたね。

 

決勝だけチラッと見たのですが、球児の涙にもらい泣きして拍手をしてしまう年ごろになりました。

 

 

この前まで球児の方が年上だったんですけどね。笑

 

松坂大輔とかダルビッシュとか…

 

 

今となってはプロ野球選手も年下です。笑

 

 

 

 

さて、今回は太陽光のお話をします。

 

 

私は太陽光に関しては推奨派ですが、

蓄電池は反対派です。

 

 

というか、何を目的にしているのか?

 

というところがこの二つは全く違うのですが、

そこの考え方がごちゃ混ぜになっている方が多いと思いましたので、

今回はその基本的なところを解説しようと思います(^^)

 

 

 

太陽光発電・太陽光パネルで出来ること

 

まず太陽光を載せれば、蓄電もされると勘違いされている方がいらっしゃいますが、

それは違います。

 

 

万が一停電した場合、太陽光だけだと、太陽が出ている場合かつパワコンから引っ張った自立用の電気の分しか使えません。

 

 

じゃあ太陽光ってなにができるの?

 

というと、

・昼間の使う電気を発電で相殺できる

・余った電気を売れる

・使用量が減ることで、賦課金や燃料調整費が安く済む

 

これが太陽光で出来ることです。

 

これら3つは、キャッシュフローを生み出すものです。

 

つまり、太陽光=投資と考えられます。

 

 

 

ですので、高い太陽光を採用してしまっては、投資元本が回収できなくなります。

 

例えば、

・保証が長く付いているけど、他より高いパネル

・屋根一体の太陽光

・蓄電池と連携させる

 

などは、リターンが変わらないのに投資元本が増えてしまいますから

太陽光=投資という目的を考えれば、やらないほうがいいことが分かります。

 

 

蓄電池で出来ること

 

次に蓄電池ですが、これは電気を蓄えて、使うものです。

 

用途としては、

・安い深夜電力を貯めて、電気代の高い昼間に使う

・太陽光で発電した電気を貯めて、使う

 

今は深夜電力が安くありませんから、蓄電池だけを入れる家はなかなかないと思います。

 

つまり太陽光と連携して使うことになりますが、

蓄電池の目的は「安心を買う」というところにあります。

 

 

太陽光だけだと、被災した際に家は頑丈に残っていても、

結局電気がないので避難所に行かないといけないということになります。

 

 

その点、蓄電池があれば安心です。

 

 

つまり太陽光の目的とは全く違うということが分かると思います。

 

 

 

新築マイホームで太陽光発電と蓄電池どちらを選ぶかは目的から考えよう

 

私はFPなので、たまに「この投資信託売った方がいい?」とか「この株買った方がいい?」とか聞かれることがありますが、

 

答えは「その人の目的による」なんです。

 

 

これは太陽光にも言える話で、何のためにそれを欲しいと思っているのかをしっかり考えてもらえたらと思います。

 

・月々の生活費を下げたいのか?

・災害時の安心を買っておきたいのか?

 

ということですね。

 

 

最後に 蓄電池の経済効果と優先度

 

ちなみに私は前者なので説明をしておきます。

 

 

 

蓄電池はどれくらいの効果があるかというと、

 

多くの人が採用する蓄電池で6kw台の物が多いと思いますが、

経済効果としては月5000円~6000円になります。

 

蓄電池の保証期間は15年でだいたいそれで壊れるらしいので、

90万以下で買えないと元が取れないということになります。

 

 

ちなみに6kwの蓄電池では家の電気全ては賄えません。

 

 

 

そこが残念なところですね。

 

 

私的には、太陽光の固定買取期間が終了してから蓄電池を検討するのでいいと思います。

 

 

 

ですが、蓄電池よりV2Hの方が個人的にはいいなと思います。

 

 

V2Hは電気自動車の電気を家に送る機械ですね。

 

 

 

これは今回のお題とは違いますので、またの機会に。

 

 

以上、参考になれば嬉しいです(^^)

 

 

 

 

ではまた(‘ω’)ノ

■この記事を書いた人:都倉 謙斗
三重県伊勢市出身。住宅業界に7年携わり、家づくりで多くのご家族の笑顔をつくってきた。
ハウスクラフトへ転職後、これまでの知識を活かし住宅アドバイザーとして「家から始まるワクワクするような毎日」を提案している。

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