コンクリートの風合い

人の手で作ろ物にはその職人の個性や特徴が出ます。
その中でも、「これもそうなんだ!」と思うところが今回テーマのコンクリート。

 

最初に、なぜコンクリートに特徴が出るかというと、
コンクリートを流した後、表面を均すのに金ゴテを使っていく事があります。
左官屋さんが塗り壁をするイメージに近いですね。
人の手で均していくので、力の掛け具合や腕の長さなどでこのコテの模様が少しずつ変わります。

駐車場をコンクリートで仕上げる場合、金ゴテ仕上げの他に刷毛引き仕上げなどがあります。
刷毛引きは名前の通り刷毛模様を表面につけます。
こちらは仕上がりに差が出づらいです。

 

下の写真は左が金ゴテ仕上げ、右が刷毛引き仕上げ。

金ゴテは表面が比較的ツルっと下仕上げになるので掃除がしやすいのがメリット。

一方で刷毛引き仕上げは表面の凹凸が増えるので、タイヤが滑りづらく寒冷地に向いてます。

またタイヤ痕などが付きづらいのも良い所。

コンクリートまたはモルタルで仕上げるような場所というと、
玄関土間、駐車場が多いです。
最近では洗面台や壁のアクセントなどで使用することもあります。

左下の写真は、左の壁一面がモルタル調の塗り仕上げ。

右下の写真は、洗面台の天板が同じくモルタル調の塗り仕上げです。

またコンクリートやモルタルの中には砂や砂利が混ざっています。
これらの産地やとれた時期によって色も少しずつ変化します。

モルタルやコンクリートを見える所に使う時はこの風合いを理解した上で選んでいただくと良いと思います。