断熱材の検査、補修

みなさん
こんにちは！こんばんは！

 

 

今回は断熱のお話しです。

 

お家の断熱材。

 

 

断熱材は外と触れ合う面に施工をする

 

熱気や冷気の侵入を遮断するものです。

 

 

 

高性能住宅になればなるほど断熱材としての素材選びや、

 

どれぐらい厚みがあるものを施工するのかが重要になってきます。

 

 

 

ハウスクラフトでは発泡ウレタンの吹付断熱を採用しておりまして、

 

 

 

効果は下記のとおりです💡

 

【高断熱】

発泡時に無数の気泡を形成することで、熱伝導を抑えてくれる効果があります。

 

【高気密】

液状で吹き付けるため、構造材の形状に合わせて密着し、隙間や小さな凹凸も埋められる

 

【吸音、防音】

素材内部の気泡構造が音を吸収してくれます。

 

【結露防止】

高い気密性と断熱性により、壁内や屋根裏の結露防止

 

 

 

吹付断熱は効果が高い分、金額もそれなりにしてしまうのですが、

 

高い密着性を持っているので、長きにわたって垂れることもなく断熱材として効果を発揮してくれる素材になります。

 

 

 

しかし…

 

 

それは現場で基準以上の施工ができた場合に限ります。

 

 

 

 

断熱材の吹付後に現場で監督が確認をし、足りない所に関しては追加で吹付をする必要があります。

 

基準値に満たない厚みで断熱の欠損があるまま工事を進めてしまうと断熱性能も変わってきます。

 

 

 

断熱等級6と聞いていたのに蓋を開けてみたら断熱等級5の性能値しかなかったとなると

 

何のためにお金を出して快適なお家にしたのか分からなくなります。

 

 

 

違う断熱材で、グラスウールが施工されたお家のリフォーム現場を覗かせてもらった際には、

 

グラスウールが全て下に落ちてしまっており、断熱材が意味をなしていない現場も見ました。

 

 

 

 

 

最初は性能が良くても10年後、20年後が快適かどうかは性能の数字では測れません。

 

現場での施工品質が最終的には未来の快適さに直結します。

 

 

今回は私も断熱の追加補修を体験させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハウスクラフトでは施工品質を考えて、専門の方に吹付施工をお願いしております。

 

 

こちらは断熱吹付をしていただいた後の状態です。

 

余分に吹き付けた部分に関しましては、カットをしております。

 

1日で二人係で施工を行ったあと監督が確認。

 

 

 

その中で基準値以下の断熱材の厚みがない部分に関しては、

 

再施工になります。

 

 

 

 

細かな部分で補修が必要な場所にはホイップのように出てくる

 

スプレー缶のようなウレタンフォームで追加していきます。

こんな感じのやつです。

 

実際にやらさせていただくと、全然足りていないようでどんどん膨らんでいきます。

最終的にはたんこぶ？餅？のような形になりました。

 

少量でもここまで膨らみます。

 

 

私は心配すぎてウレタンフォームを吹付し過ぎました笑

 

これを一カ所ずつ確認して基準値以上の吹付を確認して完了となります。

 

検査をしていく中で厚みが足りていない部分の面積が多い場合は業者様にて再施工の場合もあるということですので、

 

検査って大事です。

 

 

 

お家を1階から2階までぐるっと見て回り、足りない所が補修をして検査が終了しました。

 

なんだかんだ補修箇所も多くたんこぶがいっぱい出来上がりました。

 

 

 

吹付断熱は施工してから24時間ほどで中まで完全に硬化するので、

 

完全に硬化した後にはみ出た分はカットしていくということです。

 

 

これで一つ快適なお家づくりの環境が整ったという訳です。

 

現場監督は大変です。

 

 

本当に大工さんも職人さんも現場監督にも感謝感謝です。

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