こんにちは、アドバイザーの都倉です。
先日、福岡に行ってきました!
福岡に住む建築家の先生お二人の事務所や自宅や手掛けたお施主様のお家をご案内していただき、非常に充実した二日間でした。
プライベートで行ったので、次の日の仕事は半分夢の中でしたが、
しっかり美味しいものを食べて呑んで、学ぶこともできたので大満足です。
さて、ハウスクラフトのお客様からはほぼ言われることのない質問なのですが、
住宅業界では当たり前のようにある、「値引き」。
値引きされて喜んでいる人は、実は損しているかも???
そうならないためは、しっかりとした住宅会社検討と、住宅会社に好かれる施主になることが必要になります。
最近話題のあれではありませんが、飲食店で横柄な態度を取る人や、醤油をペロペロする様ながきんちょに美味しい料理を誰も出したくありませんよね。
結論から言うと、お互いwin-winになれる家づくりがベストです。
三方良しの家づくりを考えて、満足のいく家づくりにしていきましょう!
「値引きは無いのですか?」と聞く人が家づくりに失敗する理由
ハウスクラフトでは値引きを一切しておりませんが、
それは、初めから適正価格でお出ししているからです。
たとえば、仮に全く同じ家があったとして、
他の人が買った金額より、自分が買った金額の方が高かったらどうでしょうか?
後から同じ会社で建てた友達から「ウチは100万円値引きしてもらった」と聞いたらどういう気持ちになるでしょうか?
適正価格と書きましたが、
適正価格とはいくらだと思いますか?
それは、最初に書いた「お互いがwin-winになれる」金額だと思います。
ガッツリ値引きをされてお客様だけが得している家づくりや、
価格と価値が見合わないようなお客様がぼったくられている家づくりは、
するべきではないと思います。
家の原価
みなさんは家の原価を考えたことはありますか?
よく、大手住宅会社では月末のキャンペーンなどがあります。
見積書には、「特別値引き1000万円」みたいなものが平気で載っていたりします。
「今月中にとりあえずでいいので契約してくれたら1000万引きますよ」的なやつです。
ある人は、「こんなに引いてもらってものすごくお得!」と感じるかもしれません。
ですが、家の原価を考えてみてください。
3000万円の家があるとして、
利益率が30%だとしたら、利益額が900万。
原価は2100万です。
1000万円値引きできないですよね?
ということは最初から4000万円の見積もりを作っているだけなんですね。
私も別の住宅会社で働いていた経験があるので分かりますが、
営業マンというのは大体金額の「落としどころ」を持っています。
・ここまでは値引いていいとか、
・この金額までで契約が取れたらいい
というやつです。
そのために、
「この人は、性格的に大きく値引きした方が契約取れそうだな」
とかを考えるのだと思いますが、
それ自体が残念だと思いませんか?
会社は利益を上げる団体です。
減らした利益は、少しでも取り返そうと考えるのが普通です。
私のように穿った見方をしてしまうタイプの人間は、
値引きされた家と値引きされなかった家の品質が同じになるとは到底思えません。笑
だって頂いている利益が違うわけですから。
最初から「値引きはありますか?」とか「安くしてよ」
と言われる方もたまにいらっしゃいますが、
それを言ってしまうと最初から値引き分乗せられてしまうだけになります。
そんなこというだけ損ですね。
最後に
そもそもですが、、、
安い家が欲しいだけなら、安いところに行けばいいわけです。
そういった方にはおすすめしたいのは、
家づくりの目的を一度考えてみることです。
安い家を買う事なのか
はたまた
家族が幸せに暮らすためものなのか
ということです。
2000万の箱と、3000万の幸せなら
1000万くらいの差は安いものですね(^^)
30歳の人ならそこで50年60年と生きていくわけですから、
長い目で見て考えていきましょう。
以前解説しましたが、
モノを買う時に、「消費・浪費・投資」に分けて考えるということはすごく大事です。
家は浪費の方もいれば、投資の方もいます。
安い家を買いたい人にとって家は消費です。
浪費であれば、妥協していてはいけません。
もちろんちゃんとライフプランを組んだ予算の中での話ですが。
例えば旅行に行って中途半端な安い宿にして後悔した経験はありませんか?
私は過去めちゃくちゃ失敗してきました。笑
なので、浪費するときはとことんお金を使う!と決めてます。
せっかく浪費の機会なのに、
自分の満足感が得られずに、ただの消費に終わってしまったらもったいないですよね?
それが何千万という家ならどうでしょうか?
その後悔は一生です。
しっかり長い目で考えてくださいね。
こちらのブログをよかったら参考にしてください!
「【家計改善】家計簿が続かない時は考え方を変えてみよう!【お金の貯め方】」
ではまた(‘ω’)ノ