災害の被害を最小限に食い止めるために
普段過ごしているとなかなか防災について考えることは少ないですが、
“もしも”の時のために備えることは非常に大切です。
「防災アイテムの準備は万全!」
という方でも、家族を守ってくれる『家』自体はどうでしょうか。
意外なところに危険が潜んでいるかもしれません。
家族の安全を守るためにも
非常時に役立つような「備え」を意識した家づくりを始めませんか?
01.家具の配置
家具については、倒れない工夫も大事ですが、
むしろ倒れてもよい配置を考えることも大事です。
■■ 家具の配置で必ず守るポイント ■■
〇「寝ている人に倒れてこない」「布団・ベッドから遠い」配置を意識する。
〇部屋の出口、避難口を塞がないようにする。
〇LDKなど普段くつろいでいる確率が高いところに倒れやすい家具を置かない。
〇ワゴンやチェスト、ソファなど滑りやすい家具は特に危険。ストッパーのあるものは常に確認する。
02.作り付け家具を取り入れる
家具や家電など、災害の時に危険を及ぼすものは
作り付けの家具を積極的に取り入れると安心です。
そうすれば、家具が倒れて
避難経路がふさがれてしまうリスクがなくなります。
03.作り付け家具の事例
ウォークインクローゼット
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寝室のウォークインクローゼット
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ロフトにつながるウォークインクローゼット
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ランドリールームと一体型のウォークイン
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ファミリー用のウォークインクローゼット
ワークスペースの収納
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作業スペースの背面収納
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家族共有のワークデスク
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書斎の背面収納
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ランドリールームのワークデスク
小上がりの収納スペース
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小上がりのダイニングスペース
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小上がりの畳スペース