吹き抜けのある家は寒い、は嘘!【パッシブデザインとは】

電気代の上がり方がえぐい!!
天然ガスが高騰しているのが要因です。
これからはパッシブパッシブ!

吹き抜けのある家は寒い、は嘘!【パッシブデザインとは】

こんにちは、アドバイザーの都倉です。

 

 

我らが阪神タイガースは開幕から9連敗をし、

143分の9試合目にして優勝確率は0%

早くも来年の監督は誰かなと楽しむことしか出来なくなっております(自暴自棄)

 

 

 

さて、そんな寒い3月を横目に4月がやってきました。

 

 

まだまだ寒い日があり、暖房は欠かせないのではないでしょうか?

 

 

「高気密高断熱なんていうけど、

結局暖房を使わないといけないじゃないか!」

 

 

いえいえ、必ずしもそうではありません。

 

極力暖房器具に頼らずに暮らす設計手法をパッシブデザインと言います。

 

 

 

それは今までの概念を覆します。

 

例えるなら、

高気密高断熱くんは良いダウンジャケットを着ているけど、寒がりなので春になってもまだジャケットは手放せないような子で、

一方パッシブ君は分厚いコートは持っていないけれど、基礎代謝が凄くて冬でもパン1で過ごせるような子。

 

というようなイメージでしょうか?笑

 

 

 

 

エアコンに頼ると体が弱くなります。

 

そしてお金が掛かります。

 

 

床暖房を付ければ温かいです。

 

当たり前です。

 

そしてお金が掛かります。

 

 

こちらにあったように、

電気代も全電力会社値上げと最近ニュースに出たばかりですから、

家計への負担はこれから増える一方です。

 

「5月の電気料金、10社すべてが値上げへ 大手都市ガス4社も」

 

 

 

 

しかし、

「タダで使える暖房があるじゃないか!」

 

そこに気付いたあなたは素晴らしい。

 

 

積極的に太陽の熱を採りにいく

 

そう、それがパッシブデザインです!

 

 

パッシブデザインを取り入れると冬暖かい、そして何より明るい。

 

それから開放的で気持ちの良い空間。

 

 

これが実現します。

 

 

 

パッシブの和訳は「消極的」なので、

パッションの間違いかもしれません。

 

 

 

 

 

吹き抜けがあると寒いは嘘!

 

4月最初のブログがこんなのですみません。

 

新入社員も入り、そわそわしていることでしょう。

ブログはこんな風に書いたらダメだよというお手本です。

 

 

 

よく、モデルハウスを見学しているお客様からこんな質問が出ます。

 

 

「吹き抜けって寒くないんですか」

 

 

 

私の答えはNOです。

 

 

他の住宅会社の営業マンは、

「寒いけど、床暖房や全館空調が標準で付いていますから大丈夫です」

なんていうかもしれません。

 

そりゃそうかもしれませんが、コストバランスも考えるべきですね。

 

 

 

 

家を建てた後の暮らしをイメージしてみてください。

 

朝起きます。

 

カーテンを開けます。

 

仕事行きます。

 

カーテンを閉めます。

 

仕事から帰ります。

 

夜です。

 

寝ます。

 

 

どうでしょう?

カーテンが空いている時間はどれだけですか?

 

朝起きるときも、仕事に行っているときも、

カーテンは閉まっています。

 

 

これでは太陽の光は入りません。

 

 

なので朝起きた時も帰って来たときも寒いのです。

 

 

 

ここに吹き抜けに大きな窓があればどうでしょう?

朝起きたときも、仕事に行っている間もしっかりと太陽の光が家の中を暖めてくれています。

 

 

暖かいところからエアコンを付けると、

立ち上がりの電気代も抑えられます。

 

 

 

実際にはもっと複雑に計算されていて、

西日の遮り方や、夏場の日射の遮蔽の仕方、

ηAC値やらηAH値やらなんやらかんやらあって、

吹き抜けがあればOKではないのですが、

 

そこは出来る人に任せましょう。笑

 

 

 

反対にデメリットとしては、夏の熱をどう遮るかです。

 

室内に熱が入ってからよりも、

その前で遮った方が効果的です。

 

ですので、サンシェードやタープのような外付け且つ出し入れできるもので遮れるとよいですね。

 

 

LIXILにこんな感じの商品もあります。

 

「LIXIL スタイルシェード」

 

 

 

いかがでしょうか?

 

高気密高断熱はもちろん大切です。

 

ただ、結果的に快適かどうかは色々な要素が合わさって実現します。

 

 

暖房が良く効くだけの部屋に心の豊かさは感じないでしょう。

 

 

ぜひ、「暮らし」をイメージしてみてくださいね。

 

 

ではまた(‘ω’)ノ

 
 

■この記事を書いた人:都倉 謙斗
伊勢市出身。住宅業界に8年携わり、家づくりで多くのご家族の笑顔をつくってきた。
ハウスクラフトへ転職後、これまでの知識を活かし住宅アドバイザーとして「家から始まるワクワクするような毎日」を提案している。

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