伝統技術　～組子～

羽畑叔明

2016/05/23

こんにちは。　羽畑です。

先日、社員研修旅行にて竹中大工道具館に訪れたとき日本の伝統木工技術である「組子（くみこ）」の和建具を見学しました。

組子とは釘等を使わずに木を組み立てて模様を作っていく木工技術です。

遠く飛鳥時代から長い年月をかけて磨き抜かれた技術が何世代にもわたって受け継がれてきた「組子」。。。

落ち着きと風格を感じます。

組子の代表的な模様として、「麻の葉（あさのは）」があります。

正六角形を基本とした幾何学模様で、今では建具、らんま以外にもアートやファッションにも取り入れられています。

模様が麻の葉に似ていることからこう呼ばれています。

他にも「籠目（かごめ）」があります。

竹かごの網目を図案化したもので六芒星の形に似ていることから

魔除けとして昔から使われてきた模様です。

最近ではタイル等でもこういった和風幾何学模様を取り入れたりして世界から注目されているようですね。

和の雰囲気、和モダンがお好きな方はぜひ！！！