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スタッフブログ

日本の伝統的な壁工法【真壁】part.1

山下隼矢
2020/08/10

日本の伝統的な壁工法【真壁】part.1

お久しぶりです。
工務部の山下です。
今回のテーマは【真壁】です。
真壁は私の大好きな町屋にも多く取り入れられている壁工法の1つです
日本の住宅の壁のつくりには大きく分けて今回紹介する真壁と大壁の2種類があります。
真壁造りは昔ながらの伝統工法で、大壁造りは耐力、防音、断熱面で優れることから近年では主流の壁のつくりになっています。
 

真壁と大壁の見分け方は?

写真は私が大学時代に研究で撮影した町屋です。
まずはこの2種類の壁の見分け方ですが、簡潔に言うと壁に柱が見えているか見えていないかということです。
左側のが真壁、右側が大壁になります。
真壁造りでは柱と柱の間に壁を作っていくので必然的に柱は見えてきます。
反対に大壁造りでは柱と柱の上を覆うようにボード(昔の家は土壁)などの壁が張られていきます。
このような工法の違いから柱が見えるか見えないかということを基準に見分けることができます。

写真のように外壁が真壁納まりの家は現在ではとても少なくなっています。

どうしても現代の家づくりでは外部に柱がむき出しというのは防火、断熱等で不安が残ります。
なので、現代の真壁造りの多くは外壁面は大壁納まりで内壁面のみ真壁納まりとすることが多いです。
今回、真壁造りの住宅を担当させていただくことになったので、ハウスクラフトの真壁造りのお家を随時紹介していこうと思います。
今回は以上になります。
また次回お会いしましょう!

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