地鎮祭

宇佐美朋大

2015/10/15

晴天に恵まれた先日。

いなべ市と津市と2会場にて地鎮祭が執り行われました。

地鎮祭とは、工事の着工前にその土地に住む神様（氏神様）を祝い鎮め、土地を利用させていただくことの許しを得る儀式です。また同時に、これからの工事の無事と安全に加え、家の繁栄を祈願します。

テレビなどで放送される、ビルや公共工事の着工前に大きなテントの下で盛られた土に鍬を入れたりする儀式も地鎮祭です。

一般の住宅ですので、それほど大規模ではありませんが、同じように四方に竹を立て、縄を貼って紙垂（しで）を垂らして祭壇をつくります。地方や、神社によって執り方に違いはあるかと思いますが、このあたりはほとんど同じですね。

私たちハウスクラフトでは、建物の配置が決まっているときは、建物が敷地に対してどの様に建てられるのかを、確認できるように地縄も貼らせていただいています。

建物の位置が確認できて、祭壇が出来上がると、私たちも身が引き締まる思いです。

宮司さんが祝詞を奏上すると、家づくりのための決意が固まります。

施主様にとっても家づくりのスタートとして気持ちが引き締まるときかと思いますが、私たちもお客様の幸せのために素晴らしい住まいを造り上げる覚悟を再確認するときになります。

ぜひ地鎮祭の際には一つ一つの作法の意味と、祝詞の内容をしっかりと噛みしめて、家づくりの思い出の１ページに記録してみてください。