田中俊輝

光で変わる、空間の心地よさ。

今回は照明計画の事を書いてみました!
お家の雰囲気やデザインに関わるので是非参考にしてみてください!

光で変わる、空間の心地よさ。

ダウンライトを使わない照明計画

家づくりの中で、意外と後回しになりがちなのが「照明計画」。
でも、実はこの“光のデザイン”こそが、空間の雰囲気を大きく左右します。

 

天井にたくさんのダウンライトを埋め込む照明計画ではなく、できるだけ天井面をすっきりと見せる設計も魅力的です。

天井に凹凸(でこぼこ)が少ないほど、空間に「余白」が生まれ、視線の流れがスムーズになるからです。
結果として、実際の広さ以上に“広く、上質に”感じられたりします!

 

  • 広々とした吹き抜けリビング

光は天井からだけでなく、壁面や間接照明からもやわらかく拡がるように設計することもありますが、

それと同時にしっかり太陽の光もどのように入れるかで照明の数や間接照明の位置も関係してきます。
間接照明は壁に光を当てて陰影をつくることで、奥行きのある空間演出が生まれます。
例えば、リビングの一面にウォールウォッシャーライトを仕込み、壁を照らすだけで、夜の時間が一気に心地よく変わります。

明るさを「足す」よりも、「整える」。
光を“デザイン”することで、ただの照明計画ではなく、暮らしを包み込む空間の質を高めていく。

家に帰って照明をつけた瞬間、ほっと息をつけるような、そんな空間を目指して。
それが、私がいいなと感じる“照明計画”です。

 

やみくもにダウンライトや照明を入れるのではなく窓の位置や空間をうまく利用して間接照明などを

入れることで、より洗礼された空間づくりができるのではないかと思います。