柿澤 康太

【注文住宅のヒント】政策金利・中立金利を知る

金利が生活にもたらす影響についてお話しします!

【注文住宅のヒント】政策金利・中立金利を知る

ブログをご覧の皆様こんにちは!

アドバイザーの柿澤です。

 

この仕事をしていると、毎日が勉強という感じで

常に新しい情報が入ってきます。

正直パンクしそうな時もありますが、

皆さんに後悔してほしくないので勉強頑張ります!!

 

さて、今回はタイトルにもある通り、

金利のことについてお話ししていきます!

 

政策金利とは

政策金利とは、国の中央銀行が設定する金利のことです。

 

インフレ(好景気)の時はこの政策金利が引き上げられ、

デフレ(不景気)の時は引き下げられます。

イメージとしては…

金利が上がる→お金が借りにくくなる→景気が落ち着く

金利が下がる→お金が借りやすくなる→経済が回る

という感じです!

 

中央銀行は、銀行の銀行という役割にもなります。

そのため、中央銀行が政策金利の利上げを発表すると、

①民間の金融機関(銀行)が中央銀行からお金を借り入れるコストが上がる

②企業や個人にお金を貸す際の金利も引き上げられる

という仕組みになっているんです。

 

現在、住宅購入者の多くの方は変動金利を選んでいますが、

国が決定するこの政策金利は、変動金利に影響をもたらします

※長くなるのでなぜ影響するかは割愛します。

 

変動金利には5年間、返済額が変わらないというルールがあります。

ですが金利の変動によって5年経過後に返済額が上がるというリスクが存在するのが注意点です!

日経新聞やニュースなど、情報収集が得意!という方は変動金利でも良いかもしれませんね。

 

長い期間、固定金利or変動金利という話し合いがされていますが、

単に変動金利の方が低いという理由で金利は選ばない方がいいと思います。

ちなみに全期間固定(フラット35)の金利は現在1.98%です。

 

ここで言いたいのは高いですよね~。。。だけで終わらないでください!(笑)

 

実はフラット35には1ポイント=金利▲0.25%として、ポイント制度があるんです。

MAX4ポイント(▲1%)までいけるので、例えば当初5年間は0.98%で進められるという仕組みがあります。

(お子様が1名だったら1ポイント獲得!みたいな感じでたくさん項目があります)

 

ここからは裏ワザのような感じですが。。。

民間の金融機関で変動金利を借りる際、同時に団体信用生命保険という生命保険に必須加入となります。

ですが、フラット35は加入が任意となります。

加入しないことを選択した場合、さらに-0.2%することができます。

そのため、当初5年0.78%の金利でできるんです。

ただその代わりに生保や収入保障保険はしっかり検討した方が良いと思いますけどね(笑)

 

どんどんタイトルから脱線してますが…

政策金利が上がるのが怖いという方はこんな感じで「最初はフラット35で様子見」

という選択肢をとるのも一つだと思います。

中立金利とは

政策金利の内容が長くなりすぎてしんどいですが。。。

まだまだいきます。

 

中立金利という言葉も存在します。

意味は「景気の刺激も冷やしもしない中立的な金利」という意味があります。

経済って加熱のしすぎもダメで停滞しすぎてもいけないらしいのですが、

これを保つ役割を中立金利はもっています。

 

悲しいんですが。。。

つい最近この中立金利を引き上げる余地があるという発表がありました。

 

つまり。。。

年内のどこか(10~11月頃かなと思ってます)に金利が上がるかもしれません(´;ω;`)

なのでぜひ金利動向のチェックをしてほしいです!!

住宅以外のことも是非相談ください!

住宅は一般的にこの世の中で一番高いお買い物です!

が、、、何となくで進める方が多いと感じています。

 

間取りや土地ももちろんですが、

ローンについてもお話しできますので、

是非ご予約をお待ちしております✨

 

ではまた。