山内 洸毅

ハウスダストを抑える家づくりの工夫

「子どもが咳き込む」「朝起きると鼻がムズムズする」
そんな日々のちょっとした体調不良の原因が、“ハウスダスト”かも…
実は、家のつくり方ひとつでハウスダストの量や舞いやすさが大きく変わります。
今回は、ハウスダストを抑える家づくりの工夫をご紹介します。

ハウスダストを抑える家づくりの工夫

ハウスダストの原因

そもそもハウスダストはこんなものが原因になっています。

 

①ダニ:死骸やフンが主なアレルゲン
②カビ:胞子がアレルゲン
③細菌:種類によってはアレルゲンとなるものもあります!
④花粉:言わずもがな
⑤繊維のクズ:布団や衣類などの繊維も原因に
⑥フケ・垢:ペットの毛も該当します!
⑦食べカス:ダニの餌となり、カビの発生源にも…

 

ハウスダストの原因っていっぱいありますね💦

根本の解決は生活している以上難しいですが

これらは間取りの工夫で軽減できます!

 

✅ ハウスダストが多い家の共通点
・床にモノが多く、掃除がしにくい
・布製のものが多い(ソファやカーテンなど)
・換気が不十分(昔の家・気密性が低い家に多い)
・空気の流れが悪い(湿気がこもる・空気がよどむ)

🛠 提案したいハウスダスト対策ポイント

対策としては、

 

① 床にモノを置かない=収納を“設計段階で”確保
「収納をあとで足す」ではなく、リビングや各居室ごとで必要な箇所に

収納を最初から用意することで、床の上にモノが散らかる、掃除もしやすくなります。

前回の「子育てしやすい間取り」のブログ内容にもつながります!

 

② 気密性+24時間換気で空気を動かす
今の住宅はどの会社も気密性が高い分、換気がとても大切。

おすすめは第一種換気!

 

③ 掃除しやすい素材選び
キッチン・ダイニングは特に!

フロアタイルなどで掃除しやすい素材選びもポイントに!

 

④ 窓を減らす
外気からのホコリや花粉が入ってくるリスクを減らせますが

ただ減らせばいいわけではないです!

風通しや採光は考えつつ、不必要なところには付けないように

 

空気環境の大切さ

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

 

正直、「空気清浄機置けばいいじゃん」と思った方も

いると思います(笑)

もちろん、空気清浄機を置いていただけると

より空気環境を整えられます!

 

今回のブログでお伝えしたかったのは

お家づくりをしているとないがしろに

されがちな「空気環境」について考えてほしいと思い

ブログを書いてみました。

 

ハウスダストに限らず、シックハウス症候群など

空気環境を脅かすような家づくりではなく、

自然素材を用いて空気環境を整えてくれる

そんなお家づくりしてみませんか?