田中俊輝

こだわりが暮らしをもっと豊かにする。

こんにちは。
今日は、これからお家づくりを考えている方へ向けて、“こだわりのスペース”についてお話ししたいと思います。

家づくりというと、間取りや収納、動線、耐震性、コストなど、考えるべきことが本当にたくさんあります。でも、そんな中でも「これは私たちらしい家だね」と感じられる“お気に入りの場所”がひとつあると、お家全体がぐっと愛着のあるものになります。

こだわりが暮らしをもっと豊かにする。

暮らしを彩る「+α」の空間

標準の間取りに少しだけ“遊び心”や“こだわり”を加えることで、毎日の暮らしがとても豊かになります。

たとえばこんなスペースを作ったお客様がいらっしゃいます。

・本好きなご夫婦の読書スペース
階段下のデッドスペースを活用して、小さな読書コーナーに。造作の本棚と間接照明で落ち着いた空間に仕上がりました。
・アウトドア好きのファミリーの“土間玄関”
ベビーカーやアウトドア用品を収納できる広めの土間。靴を履いたまま準備できる動線が、小さなお子さま連れの暮らしをサポートしています。
・在宅ワークに集中できる“半個室ワークスペース”
リビングの一角に壁を立てて、家族の気配を感じつつもしっかり集中できる空間に。扉をつけずに圧迫感を減らした設計も好評でした。

「好き」をかたちにする家づくり

こだわりのスペースに必要なのは、“広さ”よりも“目的”です。
「この場所で何をしたいか」を明確にすると、たとえ限られた空間でも、ぐっと満足度の高い場所になります。

私たちはお客様の「暮らしの夢」や「ちょっとした希望」を丁寧に伺いながら、それを設計に落とし込むお手伝いをしています。

最後に

家は、長く住むものです。
だからこそ「自分たちらしい暮らし」が詰まった空間を、最初から意識して取り入れることがとても大切です。

これからお家づくりをされる方は、どうか“生活の効率”だけでなく、“ちょっとわくわくする空間”にも目を向けてみてください。それが、何年先も「この家を建ててよかった」と思える理由になるはずです。