山内 洸毅

子育て世代におすすめの間取りアイデア

子どもが帰宅するたびに、リビングに荷物が散らかり、手洗いや着替えもひと苦労…。
そんな日々の小さなストレスを解消するのが、玄関から脱衣室への直結動線と**リビングの“見せない収納”**です。
家族みんながラクになる、子育て目線の間取りアイデアをご紹介します。

子育て世代におすすめの間取りアイデア

子育てのストレス

「ただいま!」と帰ってきた子どもが、泥だらけの手でランドセルをポン。
「ちょっと待って、まず手を洗って!…ああ、服も汚れてる…」

「片づけても片づけても、すぐにおもちゃが散らかってしまう…」

そんなバタバタな毎日、経験ありませんか?

今回は、そんなリアルな子育て目線で考えた**“暮らしやすさをつくる間取りアイデア”**をご紹介します。

🛁 1. 玄関から脱衣・お風呂へ直結できる「ただいま動線」

🔷 どんな間取り?
玄関から、リビングを経由せずに「脱衣室・浴室」へ直接アクセスできる動線をつくるプランです。
これにより、外から持ち帰った汚れや菌を室内に広げずに済むため、衛生面にも優れています。

 

 

👨‍👩‍👧‍👦 こんなご家庭に特におすすめ!
幼児〜小学生のお子様がいる家庭 公園・砂場・プール帰りでもサッとお風呂に直行
中高生のお子様がいる家庭    部活やクラブ帰りで汗だくでも、家族に気を使わず着替えや入浴
共働き夫婦           帰宅後すぐ着替え・入浴できて、スッキリリセットできる習慣化

 

 

✅ メリット
衛生的:リビングや廊下に汗や汚れを持ち込まない
時短・効率UP:洗濯動線ともつながれば家事がラク
習慣化:「帰宅後すぐ手洗い・着替え・お風呂」が自然になる

 

 

⚠️ 注意点・設計のコツプライバシーに配慮:脱衣室が来客から見えないよう、廊下や扉の配置を工夫
収納もセットで計画:玄関〜脱衣室間にコート掛けやカバン置き場もあると◎

🧺 2. リビングに“子育て収納”で散らかりストレスを解消!

🔷 子どもがいる家庭の「あるある」
「片づけても片づけても、すぐおもちゃが散らかる…」
「絵本やランドセルがリビングの床に転がってる…」
そんな**“リビングごちゃごちゃ問題”**に悩んでいる子育て家庭はとても多いです。

とくに、賃貸や昔ながらの住宅では収納スペースが少ないため、リビングに物があふれてしまいがち。
せっかく新築を建てるなら、最初から“散らかる前提”で収納をつくっておくのが断然おすすめです。

 

 

✅ 解決のカギは「見せない収納×アクセスしやすさ」
子どもの成長に合わせて物も増えるからこそ、収納は“見せずに・使いやすく”が鉄則。

 

 

💡たとえばこんな使い方
低めの棚に【おもちゃ・ぬいぐるみ・絵本】を収納 → 子どもが自分で出し入れしやすい
ランドセル置き場+学校道具専用の棚 → 朝の準備がスムーズ
書類や郵便物を入れるファイルボックス → ダイニングのごちゃつき防止
📎収納は「子どもが自分で片づけられる位置・形」でつくると◎
散らかるのは“仕組み”がないから。収納を“生活の導線上”に組み込むことで、自然と片づくようになります。

🔚 まとめ

子育て世代にとって、リビングは家族が集まる大事な場所。
だからこそ、**“散らかる前提で収納を計画する”**ことが、家づくり成功の大きなカギです。

単に「収納する」だけではなく、「片づけやすさ」や「子ども目線」も取り入れることで、

あなたの毎日のストレスが驚くほど軽減されます。